ネット交流サービス(SNS)に「自分を殺してほしい」と投稿した女性に頼まれ、殺害しようとしたとして、愛知県警に嘱託殺人未遂容疑で逮捕された住所不定、無職、秋山雄哉容疑者(31)が、女性に遺書を準備させていたことが捜査関係者への取材で判明した。県警は自殺に見せかけようとしたとみて調べている。
県警は22日、秋山容疑者を名古屋地検に送検した。
秋山容疑者は2020年11月21日夜、名古屋市北区の名城公園で、女性の依頼に応じて女性の腹を包丁で刺し、殺害しようとしたとされる。女性は軽傷。
捜査関係者によると、秋山容疑者は女性と面識はなかったが、事件の2日前からツイッター上でやりとりを重ね、静岡県内で合流。量販店で包丁を買い、女性の車で公園に移動した。刺された直後、思いとどまった女性は通行人に助けを求め、秋山容疑者は逃走。女性の私物がなくなっており、秋山容疑者が持ち去った可能性もあるとみて捜査している。【高井瞳】