「鬼滅」の単行本6冊盗んだ男に有罪判決…裁判官「家族に生活費渡すための転売目的」

人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の単行本を盗んだとして、窃盗罪などに問われた山形県長井市、無職の被告の男(52)に対し、山形地裁(今井理裁判官)は24日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
今井裁判官は、家族に生活費を渡すための転売目的だったと指摘する一方、「反省し、全額を弁償している」などと、執行を猶予した理由を述べた。
判決によると、被告の男は昨年12月2日昼、山形市桜田東の書店で、漫画の単行本6冊(販売価格計2904円)を盗むなどした。