コープこうべ、組合長と常務理事を解職 取引先からゴルフ接待

生活協同組合「コープこうべ」(神戸市東灘区)は6日、2年以上にわたって取引先の業者からゴルフ接待を受けていた組合長理事(64)と常務理事(61)を解職したと公表した。2人は内規に反して、それぞれ60万円分ほどの便宜供与を受けていた。記者会見した山口一史理事長は「恥ずかしい限りで組合員に顔向けできない」と陳謝した。
組合によると、2018年8月~20年12月、組合長は27回、常務理事は29回、組合が取引をする約20事業者からゴルフに招かれ、業者がプレー代金を支払っていた。出張先の北海道や宮崎県など国内各地のほか、タイでプレーしたこともあった。代金は1回当たり「最低2万5000円くらい」(山口理事長)という。
また2人は出張時に必要な事前申請の書類にゴルフの予定を伏せ、実際には予定にない「工場見学」と虚偽内容を書いていた。2人は組合の調査に、虚偽の申請やプレー代の未払いを認めたという。組合は5日に理事会を開き、2人の役職を解いた。
コープこうべは組合員数171万人。4月に創立100周年を迎える。【春増翔太】