小池都知事に“求婚”する人も…千葉県知事選の政見放送に現れた強烈キャラたちにネット民騒然

3期目の現職森田健作知事(71)の任期満了に伴う千葉県知事選(21日投開票)の政見放送が9日夜から始まり、一部の新人立候補者たちがカメラの前で強烈なキャラを披露。“放送事故”スレスレの内容を受けてツイッタートレンドに関連ワードが並ぶ事態となり、ネット民から驚きの声が殺到している。
過去最多の計8人が立候補した今回の選挙。9日にNHK総合テレビで放送された初回の政見放送では、4人の立候補者が熱弁をふるった。
一番手として登場したのは「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」代表の河合悠祐氏(40)。冒頭で京都大卒のユーチューバーとして紹介されると、白塗り顔で現れ、「千葉県全体をディズニーランドにする。九十九里浜もディズニーシーにしたい。そして、成田空港をディズニースカイにする」などとアピール。新型コロナの影響で大きく悪化した千葉県の経済を立て直すために「税収をアップするという視点を持たないとダメ。どんどん人を集めるために、千葉県をもっと楽しいところにしたい」などと独自の政策を発信した。
ほかにも「県内の電車の発車メロディーもすべてディズニーの歌にする。朝の通勤時間帯は士気を上げてもらいたいので『パイレーツ・オブ・カリビアン』の歌を、冬は『アナ雪』の歌にする」「幕張メッセの近くにある『海浜幕張駅』と『幕張駅』は分かりにくい。『幕張駅』は『幕張メッセここじゃないよ駅』にする。これは早急に着手する」などと主張した。
続いて、米エール大院卒で日赤医療センターなどで勤務歴のある非常勤医師の加藤健一郎氏(71)が登場。緊張気味の面持ちでスピーチを始めると、「いつアメリカと中国が戦争になってもおかしくない。そうなれば日本も必ず戦争に巻き込まれる。こんな時代だからこそ、私は“千葉のバイデン”を目指す」と宣言。少子化対策として「20歳になったら希望者全員の精子と卵子を冷凍保存する体制を作る。そうすれば、もし70歳になっても子供は作れる」などと自身の政策を展開した。
さらに視聴者の度肝を抜いたのが、まさかの“公開プロポーズ”。スピーチの終盤に突然、「私の現在の夢は千葉県知事に当選して、(東京都知事の)小池百合子氏と結婚すること」と発言すると、そのまま表情ひとつ変えずに「彼女は落選するような情けない男は相手にしてくれません。千葉のバイデン、加藤健一郎が小池氏とめでたく結婚できるよう温かいご支援をお願いします」と語り続けた。
NHKでの衝撃の放送内容に視聴者からは、「ホントに政見放送がギャグ祭りみたいになってますよね」「個人的に千葉県関係ないから面白い」「面白すぎて死にそうです。千葉県終了のお知らせ」「千葉県になにが起こったのか笑」「これ本当に放送したの?」「キャラの濃そうな人が勢揃い(笑)」「もはや選挙が消去法になってるやんけ」などの書き込みが殺到する事態となった。