淡路観光ホテル「釣りバカ社長」密着評判の深夜エステ店で無自覚なエロ行為

自ら「釣りバカ社長」を名乗る2代目御曹司は夜釣りではなく、深夜にこっそり「エステ通い」をしていた。

メンズエステ店で女性店員の下半身を触ったとして、淡路島観光ホテル社長の上村雄二郎容疑者(46)が9日、強制わいせつの疑いで兵庫県警葺合署に逮捕された。

上村容疑者は同日午前2時15分~30分ごろ、神戸市中央区のメンズエステ店で施術を担当した女性店員(25)のパンティーに手を突っ込み、指で陰部を触った。

驚いた女性店員が別の場所にいた店長に電話で助けを求め、店長が止めに入り、上村容疑者は通報で駆け付けた署員に逮捕された。

「店はマンションの一室にあり、上村容疑者は部屋で女性と2人きりやった。女性は胸の開いた色っぽいワンピース姿で、超ミニスカートやったわ。店側はあらかじめ、『風俗店ではない』と念を押しとったそうやが、その店は女性セラピストが全身を駆使して体の隅から隅まで施術をしてくれるらしいわ」(捜査事情通)

料金は120分で1万3000~2万円。朝の5時まで営業していた。

「コースは3つに分かれとって、それなりの理由があるそうや。高くなるほど普通のエステ店にはない、2人の密着度が増す施術になっとるらしい。濃厚なサービスに我慢でけへんようになって、つい手が伸びたんちゃうか。ただ社長のエステ通いは今にはじまったことやないみたいやけどな」(前出の捜査事情通)

調べに対し、上村容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。

■31歳で老舗ホテルの社長に就任

上村容疑者が社長を務める淡路島観光ホテルは1962年創業。東京都出身の上村容疑者は成蹊小から中、高、大と進み、大卒後、JTBに就職。その後、祖父が経営していたホテルに転職し、31歳で2代目社長に就任。洲本ガスの代表取締役も兼任している。

「後継者だった叔父さんが病死したため、上村さんが養子に入り、後を継いだそうです。とにかく釣り好きで、ホテルの前をプライベートな釣り場に整備し、夜釣りができるよう照明設備まで完備した。『日本一のフィッシングホテル』としてメディアなどにも取り上げられ、本人も釣り専門紙でコラムを持っています。船を所有していて、釣り三昧の日々を送っていました。子供たちと楽しそうに釣りをするなど、家族思いのいいパパという印象でしたが……」(地元関係者)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、淡路島も観光客や宿泊客が激減。淡路島観光ホテルも1月18日から3月11日まで臨時休業となり、約110人の従業員は不安な日々を送っている。そんな中、海を渡ってわざわざ神戸まで出掛け、深夜のエステ店でエロ行為とは、「一体、何をやっているんだ」というのが従業員たちの本音だろう。