名古屋の男性誘拐殺人、主犯格の男に懲役30年判決…「計画性が高く残虐」

2018年に名古屋市の男性を誘拐、殺害したとして、殺人、生命身体加害誘拐、死体損壊などの罪に問われた住所不定、無職野間裕司被告(33)の裁判員裁判の判決が15日、名古屋地裁であった。斎藤千恵裁判長は「計画性が高く残虐な犯行」として、求刑通り懲役30年を言い渡した。
判決によると、野間被告は仲間と共謀し、18年2月23日、同市中区の岡田亮祐さん(当時28歳)を同市東区のマンションに拉致、バッグに詰め込んで監禁したほか、顔を殴ってけがをさせた。また、24日までに同市中川区のアパートで何らかの方法で殺害し、25日までに、切断した遺体を愛知県稲沢市でドラム缶に入れて焼いた。
弁護側はいずれの罪も無罪を主張。野間被告は罪状認否で「黙秘する」としたが、その後の公判で「人の命を奪ったことは一度もない」などと否認していた。判決は、「被告の供述は不合理で信用できない」などとして退けた。
事件を巡っては、共犯者として3人が生命身体加害誘拐罪などで、1人が死体損壊罪で、それぞれ有罪判決が確定している。