東京都の小池百合子知事(68)は18日、首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について政府が21日で解除すると表明したことを受けて臨時記者会見を開いた。
小池氏は都内感染状況について「東京都の現状は依然として厳しい。(緊急事態宣言は)解除されますけれども、感染はまだ収まっていない」との現状認識を示し、卒業旅行や歓送迎会、花見での宴会“ナシ”を呼び掛けた。
1都3県では「段階的緩和期間」を今月22日から31日まで設定し、都民や県民に向けて不要不急の外出自粛や、飲食店などに午後9時まで営業時間短縮を要請する。小池氏は「感染を抑えリバウンドをいかに防ぐか、その期間であることを意識していただきたい。改めて気を引き締めて欲しい」と求めた。
また、感染の再拡大を防ぐために感染力が強いとされている変異株への対策として、現在新規感染者のうち約10%に行っている変異株PCR検査を、4月上旬までに約25%に、その後40%まで早期に拡大する方針を発表した。
東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに323人確認されたと発表した。9日から前週の同じ曜日の感染者数を上回っていたが、10日ぶりに前週の感染者を下回った。新規感染者数の直近7日間平均は297・1人で、前週(273・1人)の108・8%となり増加に転じた。重症者数は前日から3人増の44人だった。