担当動物は私にとって相棒です。相棒になるために大切なことは「信頼関係」を作ること。元気な時は無駄であっても、体調が悪いときにとても大事になります。
動物は「危険」に対して人が思う以上に敏感です。人は病気になると治療が大切だとわかっていますが、動物にとって何かされることは「危険なこと」で、逃げたり、攻撃したりすることもあります。
「危険なことをしても大丈夫。命をあずけるよ」と思ってもらえるよう普段から声をかけ、何が安心につながるのか常に考えて「いつも隣にいるよ」と思えるように接しています。
動物たちは「この飼育員は信頼しても大丈夫なのか」とちょっとした行動も観察しています。希望くんの担当歴は短く、治療時の補助などで「嫌なこと」をしたこともあります。でも、今は「相棒」と認めてくれたようで、私にヤギ同士のあいさつの「額と額を合わせたり、ぺろぺろなめたり」をするようになりました。これからも元気に過ごしてほしいです。(ヤギ担当 中沢槙子)