奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の壁画のうち、四神像の一つ「白虎」が描かれた西壁と天文図が描かれた天井の一般公開が21日、「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」のキトラ古墳壁画保存管理施設で始まる。来月20日まで(来月2日と同16日は閉室)。
壁画は今年7月に国宝に指定された。白虎の斜め下方向に十二支像の「戌(いぬ)」が不鮮明ながら見える。一方、村内の国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設では21~27日、壁画の一部(西壁女子群像、東壁女子群像、西壁男子群像、東壁男子群像、北壁玄武)が公開される。
いずれも入場無料で、事前申し込みが必要。空きがあれば当日参加可。申し込みは、事務局に電話(キトラ=06・6281・3060、高松塚=06・6281・3040)か、それぞれのホームページ。
また、キトラ古墳壁画の国宝指定を記念し、文化庁と奈良文化財研究所は、同古墳のミニチュア石室が組み立てられるA4判のシートを作製した=写真。既に壁画が国宝となっている高松塚古墳のミニチュア石室のシートも今回初めて作成。それぞれの壁画の一般公開の見学者にプレゼントする。キトラは先着1万人、高松塚は先着2000人。【藤原弘】