マンションの購入費用として持参させた現金1億5000万円を盗んだとして、警視庁は21日、茨城県取手市井野団地、職業不詳林大雄容疑者(33)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。逮捕は19日。
発表によると、林容疑者は1日午後、千代田区のホテルのロビーで、都内に住む中国籍の男性(23)が港区内のマンション一室の購入費用として持参した現金1億5000万円などが入ったスーツケースを盗んだ疑い。「現金は持っていったが、盗んではいない」と容疑を否認している。
林容疑者は男性の母親の知人で、「新型コロナウイルスの影響で港区内の未公開マンションが5億円から値下がりした」と売買を持ちかけていた。母親の指示で男性が現金を持参すると、「別の商談がある」「現金を持っていると危ない」などと言い、スーツケースを持って立ち去ったという。