富田林署から逃走の被告、2審も争う姿勢 大阪高裁

逮捕後の勾留先だった大阪府警富田林署の面会室から平成30年8月に逃走し、加重逃走などの罪に問われた無職、樋田(ひだ)淳也被告(33)の控訴審初公判が22日、大阪高裁(長井秀典裁判長)で開かれた。
弁護側は、被告が逃走中に万引を繰り返したことなどは認めたが、「面会室のアクリル板を壊したのは被告人ではない」とし、加重逃走罪の無罪を主張した。
昨年7月の1審大阪地裁堺支部判決は、加重逃走罪など20件で有罪と認定。懲役17年の実刑を言い渡し、被告側が控訴していた。
1審判決などによると、樋田被告は平成30年8月、勾留先だった富田林署の面会室のアクリル板を破壊して逃走。同年9月29日に山口県周南市の道の駅で食料品を盗んだ疑いで現行犯逮捕された。脱走から48日ぶりの身柄拘束だった。