水難偽装で妻殺害に懲役19年 32歳夫、和歌山地裁

和歌山県白浜町で2017年、水難事故を装い妻=当時(28)=を殺害したとして殺人罪に問われた野田孝史被告(32)=大阪市天王寺区=の裁判員裁判で和歌山地裁(武田正裁判長)は23日、懲役19年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
公判で被告は起訴内容を否認し、弁護側は「事故の可能性がある」と無罪を主張。判決は被告が浅瀬で志帆さんの体を押し付けて溺れさせたと認定した。
武田裁判長は被告が志帆さんと不倫相手との間で「両立できない約束をし、期限が迫っていたことから、両者との関係を清算しようと犯行に及び、溺死に見せ掛けた。計画性は明らかだ」と指摘した。