無理やり性交などの経験、女性6・9%に男性1%…加害者は「先輩や上司」が男女とも半数超

内閣府は、「男女間における暴力に関する調査」の結果を発表した。配偶者から暴力を受けた経験があるのは22・5%で、そのうち26・5%の家庭では子どもも被害者となっており、家庭内暴力が連鎖している一端がうかがえる。
男女別で見ると、配偶者から暴力を受けたのは、女性が25・9%で、男性は18・4%だった。暴力には、殴る、蹴るなどの身体的暴行のほか、暴言といった心理的攻撃などがある。女性の約10人に1人は被害が「何度もあった」と答え、約5人に1人が命の危険を「感じた」という。
被害を受けたにもかかわらず、女性の41・6%、男性の57・1%はどこにも相談していなかった。
交際相手との関係で見ると、暴力被害を受けたのは女性で16・7%、男性は8・1%だった。男女ともに、同居している際の被害が約4割に及んだ。女性の34%、男性の39・8%は被害を相談しなかった。
一方、無理やり性交などをされた経験があるかどうかでは、女性が6・9%、男性は1%が被害に遭っていた。加害者との関係では、先輩や上司など「上位の立場」からの被害が男女とも半数を超えた。
調査は3年に1回実施されている。今回は2020年11~12月に行い、3438人から回答を得た。