河井元法相、亀井氏元秘書へ300万円認める

令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判が29日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側の被告人質問が行われた。克行被告は亀井静香元金融担当相の元秘書に現金計300万円を提供したと認め、「(代表を務めた)自民党広島県第3選挙区支部に秘書として入っていただき、地元における右腕として手腕を発揮してほしかった」と述べた。
克行被告から地元議員ら100人が現金を受領したとされるが、元秘書に対する300万円は最高額だった。克行被告は現金について、秘書として招くための「支度金や動機付け」とした上で、「敬意の一つとしてお金を渡した」と説明。金額について問われると、「有能な人材に対してはしっかりと対価を支払うべきだと、昔から一貫して信じている」と話した。