テント内で男女3人倒れる、1人死亡2人搬送…錠剤服用し自殺図った可能性

2日午前8時50分頃、大津市北比良の林道脇で、男女3人がテント内でぐったりしているのを滋賀県警機動隊員が見つけた。男性は30~40歳くらいですでに死亡しており、県内に住む10歳代の少女と若い女性の計2人が救急搬送されたが、命に別条はないという。いずれも外傷はなく、テント内に錠剤のようなものが残されていた。県警は集団自殺を図った可能性があるとみて、身元や男性の死因を調べている。
発表では、少女の保護者から4月30日、「娘が28日から帰ってこない。自殺をほのめかしていた」と県警に行方不明者届が出された。28日午前にJR比良駅の防犯カメラに少女とよく似た人物がほか2人と一緒に歩いているところが映っており、周辺を捜索したところ、同駅から北西約2・5キロの林道脇でテントが見つかった。