プロ野球の試合を観戦中、新型コロナウイルス対策で間隔を空けて座るよう注意した警備員に暴行を加えたとして、愛知県警東署は29日、津市久居藤ヶ丘町、会社員の男(29)を暴行容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、男は29日午後3時20分頃、中日―阪神戦が行われていた名古屋市東区のバンテリンドームナゴヤ内の通路で、警備員の男性(21)の胸を突き飛ばすなどした疑い。男性にけがはなかった。
ドーム内では観客にソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を求めている。友人らと来場した男は座席を詰めて座り、警備員が再三注意したが、聞き入れなかったという。