宮崎の繁華街「ニシタチ」、接待伴う飲食店でクラスター…従業員10人感染

宮崎県と宮崎市は3日、県内で10歳未満~80歳代の28人の新型コロナウイルス感染が新たに判明したと発表した。このうち宮崎市の9人と西都市の1人の計10人は宮崎市中心部の繁華街「ニシタチ」にある接待を伴う飲食店2店の従業員で、宮崎市は3日、この2店でそれぞれクラスター(感染集団)が起きたと発表した。
感染が確認されたニシタチの飲食店2店の従業員10人の内訳はうち1店が7人、残る1店が3人。2店の間で従業員などの関連は今のところ確認されていない。
ニシタチではこの2店以外にも、接待を伴う別の飲食店でクラスターが起きたと市が1日に発表している。これで5月に入って市が発表したニシタチの飲食店でのクラスターは3例となった。3店の店名は客を把握できているなどとして公表していない。
一方、県は3日、新たに30人の変異ウイルス感染を確認したと発表した。いずれも新型コロナ感染が確認された人を県が検査して判明した。県内の変異ウイルス感染確認は累計167人となった。