さいたま市の集合住宅で小学4年進藤遼佑君(9)の遺体が見つかった殺人事件で、一家の居室内から、凶器とみられる延長コードと、遼佑君の靴が同じ袋に入って見つかったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。埼玉県警は、死体遺棄容疑で逮捕した義父の無職進藤悠介容疑者(32)が、まとめて処分しようとした疑いもあるとみて調べる。
捜査関係者によると、遼佑君の遺体は、居室向かいの空き部屋の水道や電気設備を収納するメーターボックス内で見つかった。靴を履いておらず、英会話塾に通う際に使っていたリュックサックもあった。