大阪府は8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに905人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が900人を超えるのは初めて。3日連続で過去最多を更新し、545人だった東京都を10日連続で上回った。奈良県も88人の新規感染者が確認され、4日連続で最多を更新した。
大阪府内では前週の木曜(1日)に感染が確認された患者は616人で、わずか1週間で約1・5倍に膨らんだ。重症者数も新たに21人確認され、計167人になった。
府が重症者用として確保を見込む病床は224床で、これを基に算出した8日の使用率は74・6%。ただ、一部は脳梗塞(こうそく)など新型コロナ以外の患者で埋まっており、すぐに使える病床(201床)を基にした使用率は83・1%に跳ね上がる。府は7日に「医療非常事態宣言」を発令しており、病床の確保を急いでいる。
政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請する方針を表明した京都府。8日は新たに83人の感染者が判明し、累計で1万人を超えた。7日時点の直近1週間平均の感染者数は60人で、前週に比べて2倍以上に急増している。
兵庫は311人、重症者数は最多78人
一方、兵庫県では8日、新たに311人の感染者が確認された。1日あたりの感染者数が2日連続で300人を超えたのは初。重症者数は7日時点で過去最多の78人になり、重症病床使用率は67・2%となっている。
また県と神戸市はこの日、変異株を巡る最新の分析調査を発表。3月22~28日に判明した感染者の検体の一部を抽出分析した結果、神戸市を除く県内で93・3%、神戸市では76・2%が変異株感染の疑いがあった。【石川将来、井上元宏、山本真也】