栃木の2養豚場で豚熱 計3万7000頭殺処分へ

栃木県は17日、那須塩原市の二つの養豚場で、飼育している豚に豚熱(CSF)の感染が確認されたと発表した。同県の養豚場での確認は初めて。県は同日、2養豚場で飼育されている豚計3万7000頭の殺処分を始めた。県によると、2018年に岐阜県で26年ぶりに感染を確認して以来、一度に殺処分する頭数としては19年2月の愛知県での1万7000頭を超えて国内最多となる。
養豚場から「死ぬ豚が増えている」などと16日に通報があり検査したところ、17日に2養豚場で飼育する子豚計29頭の感染が確認された。県は養豚場ごとに1日1000頭ずつ殺処分し、埋却したあと消毒を行う。2養豚場の10キロ圏内には13の養豚場があるが、現時点で異変は確認されていないという。【玉井滉大】