神奈川県鎌倉市で1月、高齢者宅にトイレの借用を装った男女が押し入り、金庫などを奪って逃走した事件で、神奈川県警捜査1課などは17日、北九州市小倉北区東篠崎、自称アルバイトの男(21)を強盗と住居侵入の疑いで逮捕した。
県警は3月上旬、男の共犯として、いずれも群馬県渋川市中村、無職の女(23)、無職の男(21)の両被告(ともに住居侵入、強盗罪で起訴)を逮捕していた。渋川市の男が狙う住宅や手口を指示し、北九州市の男と渋川市の女が実行役になったとみている。
発表では、3人は共謀して1月19日午後4時頃、鎌倉市の70歳代女性宅に「トイレを貸してください」などと言って押し入り、女性の口をタオルでふさぎ、両手首を荷造りひもで縛るなどして、金庫など計13点(時価計約5250円相当)を奪った疑い。女性にけがはなかった。
捜査1課幹部によると、女がトイレを借りるふりをしてインターホンを押し、女性が玄関を開けると、近くに隠れていた男も室内に侵入したという。調べに対し、実行役の男と女は容疑を認め、指示役の男は「仕事は紹介したが、事件は知らない」と供述しているという。