福岡県中間市のメダカ専門店からメダカ約100匹を盗んだとして、県警折尾署は20日、同市の70歳代の男を窃盗容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。
同署によると、男は3月26日未明、同店のメダカ約100匹(約27万円相当)を盗んだ疑い。「メダカの観賞が趣味だったが、買う余裕がなかった」と容疑を認めているという。
店の防犯カメラに、屋外にある水槽からメダカを網ですくう男の姿が映っていた。テレビのニュースで映像を見た家族から問いただされ、同31日に自首した。盗まれたメダカは全て店に返却されたという。
同店などによると、盗まれたメダカは1匹1500~5000円の高級品種だった。男性店長(40)は「メダカが戻ってきて、安心している」と話している。