妻の顔を指で突いたとして暴行罪に問われた、タレントのボビー・オロゴン(本名・近田ボビー)被告(55)の公判が22日、さいたま地裁(一場修子裁判官)であった。検察側は罰金10万円を求刑。弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は5月13日。
検察側は論告で「被害者に恐怖を感じさせるような言葉とともに暴力を加えたのは悪質」と指摘した。
これに対し、弁護側は「夫婦げんかの一環で、暴行も極めて軽度」と反論。暴行時に口にしたとされる「ボコボコにするから」との言葉も「被告人がテレビなどで話しているような、人を注意するときの言葉」と主張した。