自民党の野田聖子幹事長代行が参院広島選挙区再選挙の投票日当日の25日未明に、ツイッターで自民党候補への投票を呼びかけていたことが分かった。野田氏の事務所は26日、「秘書が誤って投稿した。深く反省している」として謝罪するコメントを発表した。
公職選挙法は、特定の候補者への投票を呼びかけるツイッターなどSNSでの投稿を「選挙運動」と位置づけ、告示日から投票日前日までは認めているが、投票日当日の実施を禁じている。
野田氏は25日午前2時12分、自身のツイッターに「皆さんの貴重な1票をぜひ西田ひでのりさんに託してください!」などと投稿した。野田氏が24日に広島に入り、街頭演説する写真が添えられていた。事務所によると、秘書が誤って日をまたいで未明に投稿し、それに気がついた別の秘書が早朝に削除したという。