神奈川県厚木市の複数の公園で、水飲み場の水栓が盗まれていることが分かった。分かっているだけでも、7公園で計24個。コロナ禍で外出自粛の生活が続く中、息抜きに訪れた市民を悲しませている。市から被害届を受けた厚木署は、売却目的で盗んだ可能性もあるとみて、連続窃盗の疑いで調べている。
最初の被害は3月23日に発覚。市南部の戸田小柳公園の水飲み場で、水栓3個がなくなっていた。同公園では4月にも3個が被害に遭った。その後、市中心部や市役所に近い公園でも被害が相次いだ。市公園緑地課によると、ほとんどの水栓は、近くにある元栓を閉めた後に取り外されていたが、なかには閉めずに外したため、周囲が水浸しになった公園もあったという。水栓は1個4000~5000円で、修繕費も合わせると被害額は約14万円に上る。対策として、市はパトロールを強化している。
厚木中央公園に来ていた家族は「連休中に家に閉じこもったままでは不健康なので遊びに来たが、公共の施設が荒らされていたとは悲しい。コロナ禍は、みんなが協力しあうべき時なのに」と話していた。