ワクチン36回分 使用済みと誤り廃棄 東京都立医療センター

東京都は7日、都立北療育医療センターが医療従事者用のワクチン36回分(6瓶分)を誤廃棄したと発表した。このため、同日までに1回目の接種を終える予定だった医師や職員ら33人が接種を受けられなかったという。
都によると、センターでは4月27日~5月7日、希望する全職員328人に1度目の接種をする予定だった。6日朝、6、7日に使用する15瓶を冷凍庫から保冷庫に移動させ、6日は9瓶を使用した。
使用済みの9瓶を保冷庫に戻し、うち3瓶と未使用6瓶を6日夕に誤廃棄した。この結果、使用済みの6瓶が保冷庫に残された。
センターでは、使用後に瓶に残った微量のワクチンを集めて使おうと、期限まで保冷庫で保管していたが、実際に使ったことはないという。都は再発防止のため、使用済みの瓶を保冷庫に戻さないよう医療施設に通知する。【田中理知】