秋川渓谷の岩に落書き、薬品で落とせない…近所の女性「腹立たしい」

緑豊かな清流として知られる秋川渓谷(東京都あきる野市など)で、絵や文字のような模様が落書きされた自然の岩が見つかった。少なくとも4か所で確認されており、管理する都西多摩建設事務所は対応を検討している。
現場は檜原街道に近い秋川河川敷。直径2~3メートルほどの大きな岩をはじめ、堤防に近い河原の岩などに塗料で落書きされている。周辺には、火をたいたとみられる焦げ跡が何か所も残され、近くに住む女性は「河川敷には頻繁に人が来るが、こんないたずらは初めて。腹立たしく、悲しくなる」と憤っていた。
秋川渓谷は自然とふれあえる観光名所として、水遊びやキャンプなどで例年多くの人が訪れる。市は緊急事態宣言の発令に伴い、渓谷の駐車場や市営バーベキュー施設などを閉鎖して訪問を控えるよう呼びかけていたが、今回の現場には大型連休中も頻繁に人が集まっていたという。
同事務所は「秋川では魚の放流も行われており、環境に悪影響を及ぼすので塗料を落とす薬品は使えない。慎重に対応を考えたい」とする。市観光まちづくり推進課の担当者も6日に現場を確認し、「このような行為は非常に残念。訪れる人はマナーを守ってほしい」と話した。