東京都の小池百合子知事(68)は10日、政府が7月末までの完了を目指している高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種について「今週からいよいよ本格的な接種に入る。現場の負担や混乱を出来るだけ避けられるよう連携したい」と述べた。
この日行われた全国知事会で、政府が東京と大阪で設置する新型コロナウイルスのワクチンの大規模な接種会場について、都道府県が主体となって各地域にも設置して欲しいとの要望が出たことに関して「(政府から各自治体に)主体を変えることは、更なる混乱につながる。避けた方がよろしいのではないか」と否定的な考えを示した。
東京・大手町に設置予定の大規模接種会場では首都圏1都3県の高齢者が接種対象となっている。この日の全国知事会で埼玉県の大野元裕知事は、都県境を越えての接種となることから感染リスクなどを踏まえ、各都道府県が大規模接種会場を運営できるよう制度を変更することを求めた。
東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに573人確認されたと発表した。新規感染者の7日間平均は779・1人となり、前週(873・6人)の89・2%で増加傾向が続いている。重症者数は前日から5人増の78人だった。