東京都医師会の尾崎治夫会長は11日の定例会見で、今月末まで新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が延長となった都内の感染状況について「きょう(11日の新規感染者数が)1100人を超えてもおかしくないという中、都民の協力のおかげで感染者の急増が防げつつある」との見方を示した。
尾崎氏は政府に対して、水際対策の強化と変異株検査体制の拡充を訴え、「どこまで今回の感染を抑えていくのかということが6、7月のリバウンドを防ぐことにつながる」と強調。7月末までに高齢者を対象にしたワクチン接種を円滑に進めることで「もう2~3か月で日本も新たな世界に入る可能性もある。若い方々も外出制限などに協力いただきたい」と呼び掛けた。
東京都は11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに925人確認されたと発表した。火曜日に900人を超えるのは、1月26日(1026人)以来、約3か月半ぶり。新規感染者の7日間平均は824・3人となり、前週(842・3人)の97・9%となっている。重症者数は前日から3人増の81人で、80人を超えるのは、2月21日(82人)以来。