元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が13日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)にリモート生出演した。
番組では、日本医師会の中川俊男会長が先月20日に自身が発起人として開催した自民党・自見英子参院議員の政治資金パーティーに出席したことを報じた。
この問題に橋下氏は「感染対策をきちんとやっていたらいいんじゃないかと思うそういう立場」と自身の考えを示した上で、「ただ中川さんは人流抑制をずっと言っていたわけですから。むしろ人流抑制ということで政治を動かしたのは中川さんたちの力だと思っていますよ。その人流抑制、人流抑制と言っていた中川さんたちが人流抑制ではなく感染対策をやっていればいいんだとなると、これは大いなる矛盾」と語った。
そして「今の日本の感染対応というのは、法律がない中でメッセージで国民を動かすわけですから」と現状を説明し、「これだけメッセージに矛盾があったら、もう中川さんたちの言うことは誰も聞かないと思いますよ。これから医師会が言ってもたぶん聞かない人たちは多く出てくるんじゃないですか。中川さん残念だけど、能力はあるのかもわからいあけど、メッセージを伝える役割としては医師会の会長を辞めるべきだと思いますけどね」と会長を辞任するべきという考えを明かした。