太陽の塔などオレンジ色に 全国40カ所ライトアップ 世界アルツハイマーデー

認知症への理解を呼びかける「世界アルツハイマーデー」の21日、万博記念公園(大阪府吹田市)の太陽の塔が認知症支援を象徴するオレンジ色にライトアップされた。
世界アルツハイマーデーは国際アルツハイマー病協会(本部・英国)が1994年に制定し、各地で啓発が行われている。国内では、「認知症の人と家族の会」(本部・京都市)が2013年に京都タワー(同市)のライトアップを開始。今年は、姫路城や明石海峡大橋(いずれも兵庫県)など全国約40カ所がオレンジ色に彩られた。
同会の鎌田松代事務局長は「認知症や患者、家族の思いに関心を持つきっかけになれば」と話している。【阿部周一】