ベトナム人の男女16人逮捕=違法薬物販売疑い―警視庁など

日本国内にいるベトナム人に違法薬物を販売したなどとして、警視庁と兵庫、埼玉両県警の合同捜査本部は17日までに、大麻取締法違反や覚せい剤取締法違反の疑いで、古着店経営ホアン・ドゥック・トア容疑者(27)=東京都新宿区百人町=らベトナム国籍の男女計16人を逮捕した。一部は容疑を認め、「フェイスブックに(薬物の情報を)投稿し、密売した」と話しているという。
逮捕容疑は昨年8月8日、新宿区内のコンビニから兵庫県加古川市のベトナム人の男宅に乾燥大麻約50グラムを宅配便で送り、約8万5000円で譲り渡すなどした疑い。
警視庁によると、ホアン容疑者らは愛知県や大阪府、広島県などに住むベトナム人らにも大麻や覚せい剤を送り、2018年6月~今年4月、計約3700万円を売り上げたとみられる。
[時事通信社]