「路上飲み」シャットアウト…高田馬場駅前広場を封鎖 東京・新宿

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で飲食店の時短営業が続く中、屋外で飲酒する「路上飲み」が相次いでいる。これを防ぐため、東京都新宿区のJR高田馬場駅前の広場が封鎖された。周辺には大学や専門学校も多く、学生ら若い世代を中心にマスクを外した状態での飲酒が後を絶たず、声かけをしても解消されなかったため、区が封鎖に踏み切った。
19日に封鎖されたのは駅東側のロータリー広場。歩道や駅のエレベーターを除いてフェンスを設置した。飲食店への営業時間短縮要請が解かれた時点で封鎖解除を検討する。区担当者は「学生文化を大切にする街なので、苦しい決断だった」と話した。