公式ツイッターに不適切投稿 横浜の公会堂館長 男児死亡事故で

横浜市は19日、金沢区にある金沢公会堂の40代の男性館長が、公式ツイッターに区内で起きた死亡交通事故に関する不適切な投稿をしたと発表し、謝罪した。
同区などによると、館長は18日夜、「嗚呼、京急富岡」という文章と泣いている顔の絵文字、京急富岡駅周辺の写真4枚を投稿した。同日午後、京急富岡駅前で小学2年の男子児童が死亡する交通事故が起きており、そのことをニュースで知って書き込んだという。
投稿を見た人から同区に「不適切では」との連絡があり、投稿から約1時間15分後に削除した。館長は公会堂の指定管理者である相鉄企業(同市西区)の社員で、公式ツイッターの投稿を担当していたという。
同区は「不適切な投稿があった」として謝罪したうえで、原因として「投稿時の確認体制が不十分で、公共施設の公式ツイッターであることに対する意識が不足していた」ことを挙げた。【樋口淳也】