誤った生年月日を登録すると予約できず、自衛隊の大規模接種で不具合

自衛隊が東京と大阪で始める新型コロナウイルスワクチンの大規模接種について、防衛省は21日、システムの不具合で、一部の接種対象者から予約を受け付けることができなかったと発表した。同省は「個人情報を正しく入力しても予約ができない時は、電話相談窓口に連絡してほしい」と呼びかけている。
同省によると、不具合が起きたのは東京会場の予約システム。市区町村コードと接種券番号を入力した後、誤った生年月日を登録してしまった場合、再度正しい情報を入力しても、予約を進めることができない状態になるという。
同省は17日、厚生労働省を通じて、東京都板橋区から「区民からの相談が相次いでいる」との連絡を受けて問題を把握した。同様の相談は、江東、北、新宿、品川などの各区にも寄せられた。
防衛省は、21日中にもシステムを改修し、不具合の解消を目指す。ただ、すでにトラブルの影響で予約ができない人については、「電話相談窓口で個別に対応する」としている。
一方、同省はこの日、24日から始める大規模接種の予行演習を報道陣に公開した。来場者役の200人を含む900人が参加し、受け付けから接種を終えるまでの手順を確認した。視察に訪れた中山泰秀・防衛副大臣は記者団に、「(キャンセルで出た)余剰ワクチンは、会場の自衛隊員や民間看護師、案内スタッフに接種する」との方針を示した。
予約に関する問い合わせは、0570・056・730(東京会場)、0570・080・770(大阪会場)へ。