神奈川県大和市の金子勝前副市長(64)が辞職原因について「市長の職員へのパワーハラスメント」と発言した問題を巡り、大木哲市長は26日の定例記者会見で、「そのような事実はない。金子氏による
捏造
( ねつぞう ) 」と改めて否定した。そのうえで「市長としての名誉回復のため裁判で訴えていく」と述べ、提訴時期は「近々」とした。
大木市長は質疑応答の冒頭、「パワハラを捏造し、虚偽の情報をマスコミに流した前副市長の責任を問う」と裁判の目的を説明したが、詳細の説明は避けた。記者団がさらに説明を求めたが、市長は「先ほど答えたとおり」と繰り返し、5分ほどで退席。記者団の要請で40分後に再び現れると、「私がやっていることと前副市長の言っていることにずいぶん差があり、一方的に言われている」「あまりにも報道が一方的」「もう少しフェアな報道であってほしい」とマスコミ批判を展開した。
この問題を巡っては、市議会が6月1日に調査特別委員会を設置し、事実関係を調べる方針だ。