義理の父を包丁で刺して殺害しようとしたとして、福岡県警宗像署は4日、福岡県宗像市土穴、自営業、菊池剛史容疑者(43)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。義父は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は殺人容疑に切り替えて調べる方針。菊池容疑者は「殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は4日午後2時15分ごろ、自宅リビングで同居の義父、花田繁伸さん(69)の腹部を包丁で刺し、殺害しようとしたとしている。菊池容疑者と花田さんは写真館を経営。捜査関係者によると、家庭内トラブルが原因とみられる。
宗像署などによると、菊池容疑者の義母とみられる女性から「息子が包丁を持って暴れている」と110番があり、署員が駆けつけたところ花田さんが倒れていた。居合わせた菊池容疑者の実母も顎(あご)に切り傷を負ったが命に別条はないという。
パスポート用写真を花田さんに撮影してもらったという近所の主婦(49)は「花田さんは店の周辺をいつも掃除していて感じの良い方だった。亡くなってびっくりした」と話した。【浅野孝仁、中里顕】