警官「自分の小銭入れを出すのが面倒」…同僚のコインケースから数十回盗む

奈良県警は4日、同僚のコインケースから繰り返し小銭を盗んだとして、警察署に勤務する20歳代の男性巡査長を減給100分の10(1か月)の懲戒処分にしたと発表した。巡査長は同日付で依願退職した。
発表では、巡査長は昨年7月~今年3月、共用の机の引き出しにあった同僚のコインケースから、100~200円を数十回にわたって計約8700円を盗んだ。その金で飲料などを購入しており、巡査長は「自分の小銭入れを持ち出すのが面倒で、拝借するつもりだった」と話したという。
今年3月、被害者から相談を受けた40歳代の男性警部が聞き取りし、巡査長が盗んだことが判明。警部は50歳代の男性警視に報告したが、巡査長が被害弁済していたため、警視と警部は所属長に報告しなかった。4月に監察課に匿名の封書が届き発覚した。
県警は、4日付で男性警視を本部長訓戒、男性警部を所属長訓戒とした。