不審な電話の若い男3人に「どんな目的で来たのか」…警官到着まで時間稼ぎ、逮捕に貢献

住居侵入の容疑者逮捕に貢献したとして、茨城県警水戸署は、水戸市の民生委員の男性(74)に感謝状を贈った。
男性は、4月11日午後3時半頃、近所の高齢女性から「宅配便を届けるので家にいてほしいという不審な電話があった」と相談を受け、周辺をパトロールした。約1時間後、乗用車から現れた不審な若い男3人を見て110番し、「決して玄関を開けてはいけない」と女性に伝えた。男たちには「どんな目的で来たのか」などと話しかけて警察官が到着するまで時間稼ぎをした。男1人は女性宅の敷地内に入ったとして住居侵入容疑で現行犯逮捕。逃走した男2人も順次逮捕された。
首都圏では、電話で資産状況などを聞き出す「アポ電」(アポイントメント電話)が相次いでおり、強盗事件に発展するケースもある。5月26日の贈呈式で谷津成久署長は「命に関わる事件になる可能性もあった。おかげで事件を防ぐことができた」と感謝。男性は「地元のために、これからも頑張ります」と話した。
谷津署長は「不審な電話があったらすぐに警察に通報してほしい」と呼びかけている。