兄弟刺殺で母親逮捕、無理心中図ったか

前橋市富士見町小暮の住宅で10日、勝俣善登君(9)と太陽君(7)の小学生の兄弟が胸を刺されて死亡した事件で、群馬県警は14日、母親で無職の秋恵容疑者(38)を殺人の疑いで逮捕した。
発表によると、秋恵容疑者は10日午後2時25分頃、自宅の居間で兄弟の胸を刃物で数か所刺して殺害した疑い。秋恵容疑者は自ら刺したとみられる腹や胸を負傷していた。秋恵容疑者が14日に退院したため、県警は逮捕した。調べに対し、容疑を認めている。
県警によると、秋恵容疑者は事件直後、仕事で外出していた30歳代の同居男性の携帯電話に「子どもを刺した」と連絡していたといい、無理心中を図ったとみて調べている。
養育に不安があるとし、親子を支援していた県中央児童相談所によると、虐待の兆候はなかったという。
富田昌志所長らは14日、県庁で記者会見し、「男性と暮らして生活が安定したと見受けられ、近く支援を終える予定だった。深い関係性を築けず、悩みを把握しきれなかったのかもしれない」と語った。