旧N国党に330万円賠償命令=NHK集金人追い回し―東京地裁

「古い政党から国民を守る党」(旧NHKから国民を守る党)の立花孝志党首らがNHK受信料の集金人を追い掛け、動画を撮影したなどとして、NHKが同党などに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。藤沢裕介裁判長は訴えを認め、330万円を支払うよう命じた。
判決によると、立花氏らは遅くとも2013年1月から、NHKの集金人や訪問スタッフを追い回し、動画を撮影する活動を開始。動画投稿サイトで、同党から立候補する意思のある人は同様の行為をするよう呼び掛けていた。
呼び掛けに応じた埼玉県坂戸市の男性は19年9月、NHK職員を自宅に呼び、同党幹部がその様子を撮影。職員はやめるよう求めたが、幹部や男性は「逃げるんだな」「お前ほんとヤクザだよ」などと発言し、撮影を続けた。
藤沢裁判長は立花氏らの行為について「集金人の安全を脅かし、訪問活動全般に支障を生じさせる」として妨害行為に当たると認定。警備体制の強化などでNHKに損害を与えたと判断した。
[時事通信社]