東京・新宿区の高田馬場駅の駅前ロータリー広場を閉鎖するために建てられた柵に”愛の南京錠“が複数かけられていることが発覚し、SNS上で話題を呼んでいる。
路上飲みが多発したことから広場を囲むようにして柵が建てられ、5月18日から完全閉鎖している。その柵に「恋の緊急事態」、イニシャルとともに「幸せになります」、相合い傘などが描かれた南京錠が20個ほどかけられた。
同広場を管理している新宿区のみどり土木部道路課の担当者は16日、スポーツ報知の取材に「びっくりしました。そんなことを考えつくのはすごいなと。こんなことになることは想像がつかなかった。想定外です」と話した。
”愛の南京錠“は通常、恋人たちが永遠の愛を誓ってフェンスなどにかけるもの。スポットとしてそれを売りにする観光地もあるが、今回はただの駅前広場。「観光地でそういう目的で設置したのであったらやっていただいていいですが、そういう意味で設置したわけではない。聖地でもなんでもないので困ります」と困惑を隠せない。また、柵は工事業者から借りているものといい、「損害が発生するのでやめていただきたい」と呼び掛けた。
今後については、南京錠を警告するポスターと南京錠は外す旨を伝えるポスターを掲示する予定。「このような道路に私物を放置する行為は不法投棄などの違法行為となりますし、柵が設置されている期間中、このような行為をしないでいただきたい」と改めて強調した。
新宿区議会に陳情書を提出するなど同広場の閉鎖に抗議する活動を続ける早大生の新井国憲さんはスポーツ報知の取材に応じ、南京錠について「閉鎖に関する抗議なのかもしれないが、これはやり方に問題があると思う」と否定的な考えを明かした。