東京で「第3波超える再拡大も」 都モニタリング会議

新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議が17日、都庁で開かれ、新規感染者数の下げ止まりなどにより、「(年末年始の)第3波を超える急激な感染拡大の可能性がある」との見解が示された。感染力の高い変異株の感染も確認され、専門家は「人流増加の抑制と感染防止の対策を徹底しなければならない」と指摘した。
同会議によると、新規感染者数の7日間平均(16日時点)は約376人。新規感染者(8~14日)の年代別の分析では、20~40代が全体の7割近くを占め、「第3波は若年層の感染者数の増加から始まった」との懸念が示された。
変異株については、英国由来の「N501Y」より感染力が高いとされ、インドから始まり海外で増えている「L452R」の感染が17日までに都内で72例確認されたことが報告された。専門家からは「急速にL452Rへの置き換わりが進むことも想定される」との見解が示された。
小池百合子知事は会議終了後、報道陣に対し「気を緩めるとリバウンド(感染再拡大)は早いというのがこれまでの経験だ。何としても再拡大を防がなければいけない」と述べた。