大量の乾燥大麻を自宅で隠し持っていたなどとして、長野県警伊那署と県警組織犯罪対策課は16日、伊那市の男2人を大麻取締法違反容疑などで逮捕・送検し、2人が同居する同市の自宅から乾燥大麻約76キロ・グラムを押収していたと発表した。県内の乾燥大麻押収量としては記録が残る1990年以降最多で、末端価格は4億5600万円に上る。
発表によると、男はいずれも無職で、同市西町の塩野利憲(39)、堀真一郎(39)の両容疑者。
塩野容疑者から今年2月3日、「家の中で監禁されている」と通報があり、伊那署員が駆けつけたところ、大量の大麻を発見。塩野容疑者を同法違反(共同所持)容疑で現行犯逮捕し、同4日には堀容疑者も同容疑で逮捕した。
同24日には営利目的で山梨県北杜市の休耕田で大麻1本を栽培したとして、両容疑者を同法違反(営利目的共同栽培)容疑で再逮捕するなどした。2人は大麻を栽培する目的で知り合い、共同生活を送っていたとみられる。
また、県警は16日、東御市内のサービスエリア駐車場で、塩野容疑者から若干量の乾燥大麻を210万円で譲り受けたとして、群馬県の30歳代の男を同法違反(譲受)容疑で長野地検伊那支部に書類送検した。容疑を否認しているという。