東京都渋谷区で1月、タクシーが横断歩道の歩行者をはねて女性1人が死亡し、男女5人が重軽傷を負った事故で、警視庁代々木署は18日、事故後に病気で死亡したタクシーの男性運転手(73)=世田谷区=を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検した。運転手は事故直前にくも膜下出血を起こしたとみられ、入院して治療を続けていたが、3月に亡くなっていた。
書類送検容疑は、首に異変を感じるなどのくも膜下出血の前兆症状がありながらも運転を続け、1月4日午後7時ごろ、渋谷区笹塚1の交差点で、くも膜下出血により意識を失い、横断歩道上の女性(当時49歳)をタクシーではねて死亡させ、男女5人に重軽傷を負わせたとしている。【柿崎誠】