都医師会長、五輪・パラ競技会場での酒類提供「特例的なものがどんどん出てきている。見直して欲しい」

東京都医師会の尾崎治夫会長は22日に緊急記者会見を行い、今夏の東京五輪・パラリンピックの競技会場内で観客への酒類販売を認める方向で大会組織委員会などが調整していることに関し「見直して欲しい」と否定的な考えを示した。
東京都などでは22日から新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」に移行したことに伴い、「2人以内、90分以内」などの人数や時間制限を条件に午後7時まで酒類提供が可能となった。尾崎氏は「五輪会場などでも酒類を提供できることになれば、競技の盛り上がりや興奮も相まって酒が進む人も多くなる」と感染拡大につながると危機感をあらわにした。
また、「急激に観客を入れるとか、矢継ぎ早に酒類も提供するとか五輪だけは特例的なものがどんどん出てきている」と大会運営に関する議論に懐疑的な見方を示し、「一般社会では感染予防に対して相変わらず厳しい状態が続いている。アスリートのためにも開催して欲しいとは思うが、酒類提供は競技と直接関係あるのか。見直して欲しい」と訴えた。