全42選挙区で127議席を争う東京都議選(7月4日投開票)が25日、告示された。自民党都連都議選対本部が党本部で行った出陣式に登壇した菅義偉首相は、争点となる東京五輪・パラリンピックの開催について、「世界が団結をして人類の努力と英知によってこの難局を乗り越える。そうした大会にしたい」と述べた。
菅氏は、東京五輪・パラリンピック開幕まで1か月を切ったことに触れ、「最優先すべきは安全安心である。徹底をした対策を講じて万全の準備のなかで、この大会を進めていきたいと思っております。まさに、世界がコロナ禍という難問に直面をしております。そうしたときだからこそ、世界が団結をして人類の努力と英知によってこの難局を乗り越える。そうした大会にしたいと思っています」と五輪開催を強調。
また、パラリンピックについても、「今度の大会は障害を持っている人もない人も、高齢者も若者も、助け合っていく共生社会を実現し、心のバリアフリーの精神というものを世界に広める大きな機会でもあると思います」とした。
また、同じく出陣式に出席した自民党の政調会長・下村博文氏も、「クラスターが起きないようにしながら、東京五輪を多くの国民、都民の皆さま方の協力を得ながら成功させる」と訴えた。
五輪・パラリンピックが終わった後に、多くの国民、都民が「五輪・パラリンピックをやってよかった」「ワクチン接種の集団免疫がほぼあるその時期に、経済を積極的に回すことができるんだ」と思うよう「都民の皆さんの安心安全を作っていく大切な選挙」と選挙の意義を説明。
最後に下村氏は、「五輪・パラリンピックにむけて、都民の皆さんの協力ムードがさらに深まっていくような努力をしていかなければならないと思う」と改めて強調。候補者に呼び掛けた。