新型コロナウイルスのワクチン投与が先行する各国で、接種率が伸び悩んでいる。米国や英国でも接種が完了した人の割合は23日時点で5割を超えておらず、集団免疫は実現していない。感染収束による緩みのほか、副反応への懸念、若年層らのワクチンへの嫌悪感が背景。急速に接種が進み始めた日本でも促進策が今後の課題となりそうだ。
2回接種が必要なワクチンは、1回の接種では変異株への十分な効果が得られないとの研究結果があり、各国は危機感を強めている。米政府の医療顧問トップは「変異株がまん延しており、感染が収束したと油断すれば新たな流行の波が起きる恐れがある」と警鐘を鳴らす。