徳島市は29日、同市内で8月12~15日に開催予定の阿波おどりについて、新型コロナウイルス感染防止のため、多くの観客が来場する屋外演舞場での開催を見合わせ、屋内で実施する方針を明らかにした。会場は「あわぎんホール」(徳島市藍場町)とし、出演者、観客とも徳島県内在住者に限定する方向で調整する。
阿波おどりは昨年、コロナ感染拡大の影響で中止になった。市は今年の開催について、規模を縮小する方針を示した上で、▽屋内外▽屋内のみ▽無観客でのライブ配信――の3パターンで検討を進めてきた。
踊り手や観光関係者も参加した29日の会議で、市は東京を中心に感染再拡大が懸念されていることなどを踏まえ、「混雑が生じやすい屋外開催は断念せざるを得ない」と判断した。
今夏の阿波おどりは市が直営で開催。前夜祭(8月11日)を含め、1公演あたりの観客数は、ホール収容率で49%(約400人)に抑える。