熱海で土石流 2人心肺停止 流された人か 約20人不明

静岡県は3日午後、大規模な土石流が発生した同県熱海市伊豆山地区周辺で、2人が心肺停止の状態で見つかったと発表した。土砂に流された人の可能性がある。土石流の関係では、約20人が安否不明になっているという。消防や警察らが救助活動に当たっている。
伊豆山地区はJR熱海駅から北に約1・5キロの勾配の多い地域。住宅や旅館が点在している。県警や目撃情報などによると、土石流は複数の家屋を巻き込みながら、東に約600メートル離れた海岸付近に達したとみられる。県によると、午後3時半現在で約80人が避難している。
伊豆山から約9キロ南の同市網代にある気象庁の観測点では、3日午後3時10分までの48時間雨量は7月の観測史上最大の320・5ミリに上り、平年の7月1カ月の242・5ミリを大きく上回っていた。【金子昇太】